「愛犬と一緒に温泉旅行ができたら最高だな…」そんな願いを叶えてくれる場所が、兵庫県・有馬温泉です。日本三古湯として知られるこの温泉地は、歴史と自然が調和した魅力あふれる観光地。実は最近、ペットと泊まれる宿やお店が増えていて、愛犬家にとっても注目のスポットになっています。
この記事では、有馬温泉でペットと一緒に泊まれるおすすめの宿から、旅の準備、楽しみ方までをまるっとご紹介。初めての愛犬との旅行にも役立つ情報をたっぷり詰め込みました。ワンちゃんと一緒に癒しの時間を過ごしたいあなたに、ぴったりの一記事です。
有馬温泉ってどんな場所?ペットと一緒に楽しめる魅力とは
日本三古湯のひとつ「有馬温泉」とは
有馬温泉は、兵庫県神戸市にある日本最古の温泉地のひとつとして知られています。道後温泉、白浜温泉と並び「日本三古湯」に数えられており、古くは奈良時代や平安時代の記録にも登場するほど歴史のある場所です。豊臣秀吉もこよなく愛したということで、「天下の名湯」とも呼ばれています。
有馬温泉の最大の特徴は、金泉(きんせん)と銀泉(ぎんせん)の二種類の温泉があることです。金泉は鉄分と塩分を多く含んだ赤茶色の湯で、体を芯から温める効果があると言われています。一方、銀泉は透明で、ラジウムや炭酸を含んでおり、美肌効果があるとされ、女性客にも人気です。
観光地としても充実していて、温泉街には古風な街並みやおしゃれなカフェ、地元の特産品を扱う土産店が並び、のんびり散策するだけでも癒されます。
最近ではペット連れで訪れる観光客も増えており、ペットと一緒に泊まれる宿泊施設も少しずつ増加中です。有馬温泉は、歴史と自然に囲まれた癒しの温泉地でありながら、愛犬との旅行も楽しめる希少なスポットとなっています。
有馬温泉にペット連れで行けるって本当?
はい、本当です。近年、ペットを家族の一員として一緒に旅行したいという人が増えており、有馬温泉でもそうしたニーズに応える形で、ペット同伴OKの宿や飲食店、観光スポットが増えています。
ただし、「ペット可」といっても条件や制限は施設によって異なります。小型犬のみ受け入れ可能な宿もあれば、中型犬・大型犬も歓迎している宿もあります。さらに、客室にペットを同伴できるか、別の専用スペースに泊める必要があるかなども確認が必要です。
また、有馬温泉の中心街には歩いてまわれるエリアが多く、リードをつけていれば一緒に散策を楽しめる道もたくさんあります。温泉街らしいレトロな雰囲気のなかを愛犬と一緒に歩けば、まるでタイムスリップしたかのような感覚が味わえるでしょう。
ただし、温泉施設自体にペットを入れることはほとんどできないため、交代で入浴したり、ペット預かりサービスを利用するのが一般的です。事前に計画を立てておくことが大切ですね。
ペットが入れる温泉はあるの?
有馬温泉には、残念ながら「ペットと一緒に入れる温泉施設」は非常に限られています。ほとんどの温泉旅館では、衛生面の観点から人と動物が同じお風呂に入ることを禁止しています。
しかし一部のペット同伴OKの宿では、「ワンちゃん専用足湯」を設けているところもあります。これは温泉成分を薄めて、犬の皮膚にもやさしい仕様にした小さなバスタブのようなもので、宿によっては露天風呂風になっていたり、景色が楽しめる作りになっていたりと、かなり凝った施設もあります。
また、有馬の温泉水は犬の皮膚トラブルにも効果があるとされているため、アトピーや乾燥肌気味のワンちゃんには試してみる価値あるかも。ただし、犬の体調やアレルギー体質には十分注意し、利用前には必ず施設側に確認をとるようにしましょう。
ペットと泊まる際のマナーと注意点
ペットと一緒に旅行する際には、マナーを守ることがとても大切です。まず、宿泊先のルールは必ず事前に確認し、到着前にもう一度チェックリストを見直しましょう。
共通して注意したい点は以下のとおりです:
- 無駄吠えや夜鳴きをしないようしつけておく
- 宿の備品を噛んだり壊さないよう注意
- トイレトレーニングが済んでいること
- 抜け毛や臭い対策としてブラッシング・消臭スプレーを使用
- 宿内ではリードやマナーウェアを必ず着用
また、宿によっては狂犬病予防接種証明書やワクチン接種証明書の提示が求められる場合がありますので、事前に準備しておきましょう。
ペット同伴旅行は飼い主の心配りがあってこそ楽しい時間になります。自分だけでなく、他の宿泊者にも配慮した行動を心がけたいですね。
有馬温泉で人気!ペットと泊まれる宿おすすめ5選
宿泊者評価が高い宿をランキング形式で紹介
有馬温泉には、ペットと一緒に泊まれる宿がいくつかありますが、その中でも特に評判の良い宿をランキング形式でご紹介します。実際の宿泊者の口コミやサービス内容、清潔さ、アクセスの良さなどを総合的に評価して選びました。
ランク | 宿名 | ペット対応 | 特徴 | 価格帯(1泊/1頭) |
---|---|---|---|---|
1位 | 有馬グランドホテル (ドッグアップヴィラ) | 全種可 | 専用ペット棟あり・足湯温泉付き | 10,560円~ 2匹目から半額 ドッグプレートは別途2,500円 |
2位 | 有馬街道 自家源泉の宿 月への舟 | 全種可 | 同室宿泊 「美濃」「信濃」 | 小型犬4,400円~ 大型犬以上6,600円 |
3位 | 元湯 古泉閣 | 小型犬2匹まで | 戸建ロッジにて | 1匹11,000円~ |
4位 | 有馬六彩 | 小型犬~大型犬・猫 | ペットルーム(洋室) | |
5位 | グランリゾート有馬 | 小型犬 | お手頃価格・立地抜群 | 1匹3,300円、2匹5,500円 |
このように、有馬温泉では高級志向からお手頃な価格帯まで、さまざまなタイプの宿が揃っています。特に上位の宿は、ペットへの配慮が行き届いていて、安心して過ごせるとの声が多いです。愛犬と特別な旅を楽しむなら、こうした評価の高い宿から選ぶのがおすすめです。
有馬グランドホテル 愛犬専用宿泊プラン「DOG UP VILLA」

>>画像引用:楽天トラベル
有馬グランドホテルの愛犬用「DOG UP VILLA」は、愛犬専用の宿泊施設で、飼い主と愛犬が別々に過ごす新しいスタイルを提供しています。
ここでは、愛犬が快適に過ごせるように設計された広々とした客室や、専用のドッグラウンジ、愛犬用の足湯が完備されています。
さらに、愛犬の健康を考慮した特別なドッグプレートも提供され、専門スタッフが愛犬のお世話を行います。
また、愛犬のためのシャンプー、トリートメントでリラックスしてもらうこともできます。
宿泊中は、スマートフォンで愛犬の様子を確認できるライブカメラも設置されており、安心して滞在できます。

>>画像引用:楽天トラベル
【予約方法】
1.楽天トラベルで飼い主の宿泊予約をする
>>楽天トラベルで、有馬グランドホテルのお得な宿泊プランを探す
2.下記よりワンちゃん専用宿泊プランの「DOG UP VILLA」の予約をする。
愛犬専用宿泊プラン「DOG UP VILLA」の予約はこちらから>>
有馬街道 自家源泉の宿 月への舟

>>画像引用:楽天トラベル
有馬街道の自家源泉の宿「月への舟」では、ペット同伴の宿泊が可能なプランがあります。
特に「美濃」と「信濃」の部屋がペット同伴に対応しており、大型犬まで受け入れています。
宿泊料金は、ペットのサイズに応じて異なり、小型犬は4,400円、大型犬以上は6,600円の追加料金が必要です。
宿泊者は、ペット同伴滞在同意書の確認が求められ、ペット用の設備としてドッグランやペットと入れる温泉も完備されています。
また、ペットの宿泊条件として、トイレのしつけや予防接種が必要です。
これにより、ペットと一緒に快適に過ごせる環境が整っています。

>>画像引用:楽天トラベル
>>楽天トラベルで月への宿・ペット同室の「美濃」「信濃」宿泊プランを探す
元湯 古泉閣

>>画像引用:楽天トラベル
元湯古泉閣では、愛犬と一緒に宿泊できる「ワンちゃんと泊まれる戸建てロッジプラン」を提供しています。このプランでは、小型犬2匹まで同伴可能で、専用の一棟貸しロッジに宿泊できます。ロッジは88㎡の広さで、リビングにはスーパージャグジーやミニキッチンが完備されています。食事はお部屋で提供され、愛犬用の食事も用意されています。宿泊料金は、犬1匹につき11,000円(税込)が別途必要です。詳細は公式サイトで確認できます。

>>画像引用:楽天トラベル
有馬六彩

>>画像引用:楽天トラベル
有馬温泉の「有馬六彩」では、愛犬と一緒に宿泊できるプランが用意されています。この宿は、ペット同伴専用の部屋を提供しており、小型犬から大型犬、猫まで宿泊可能です。宿泊施設内にはドッグランやペットの足洗い場、アメニティグッズも整っています。
宿泊プランには、選べるミニボトル付きの懐石料理やバイキングプランがあり、食事は日本料理やイタリアンから選べます。ペットの宿泊条件としては、トイレのしつけや予防接種が必要で、無駄吠えしないことが求められます。愛犬と共に、リラックスしたひとときを楽しむことができます

>>画像引用:楽天トラベル
ザ グランリゾート有馬

>>画像引用:楽天トラベル
ザ グラン リゾート有馬では、愛犬と一緒に宿泊できるプランが用意されています。ペット同伴の部屋は禁煙和室で、最大2匹まで宿泊可能です。客室にはペット用サークルが設置されており、館内ではリードをつけた状態での移動が求められます。プランは素泊まりですが、ワンちゃんをホテルに預けて、系列のプリンセス有馬で食事をとることもできます。事前の予約と連絡が必要です

>>画像引用:楽天トラベル
楽天トラベルで、座グランリゾート有馬のペット同室プランを探す
ペットと泊まれる宿の選び方と予約のコツ
ペット可でも条件はさまざま!チェックすべきポイント
「ペット可の宿」と聞くと一見すべてのペットが歓迎されるように思えますが、実際には細かな条件が宿ごとに異なります。そのため、予約前に以下のポイントを確認することがとても大切です。
まず最初に確認すべきなのは、受け入れ可能なペットの種類と大きさです。小型犬だけOKの宿もあれば、中型犬や大型犬、さらには猫や小動物も可というところもあります。次に見落としがちなのが頭数制限。1部屋あたり1匹までという宿もありますので、多頭飼いの方は要注意です。
また、宿によっては「ゲージ必須」「ベッドや布団の上に乗せないこと」など、ペットの行動に関するルールも設けられています。客室に同伴できるのか、専用のケージに預ける必要があるのかも確認しておくべきです。
その他にも、追加料金の有無やペット用アメニティの内容など、事前にチェックすることで、トラブルを避けて快適な滞在ができます。公式サイトや電話で詳細を確認するのがベストです。
実際に泊まった人の口コミからわかる宿の雰囲気
予約サイトやSNSには、実際にペット連れで宿泊した人のリアルな口コミが多数掲載されています。こうした口コミからは、公式サイトだけではわからない「宿の雰囲気」や「スタッフの対応」「設備の使い勝手」が見えてきます。
たとえば、「犬にもスタッフが声をかけてくれて安心できた」「廊下が広くて歩きやすかった」「足洗い場の場所がわかりづらかった」など、細かい体験談が非常に参考になります。評価の高い宿はリピート率も高く、愛犬家から信頼されています。
また、悪い口コミが多くても、それが自分にとって大きな問題にならない内容(たとえば「周辺に飲食店が少ない」など)であれば、そこまで気にしなくてもOKです。逆に、ペット連れへの配慮が足りないという声が多い宿は避ける方が無難です。
口コミは予約前の「生の情報源」としてとても頼りになります。特に最近の口コミをチェックして、宿の現状を把握しましょう。
キャンセル規定や追加料金に注意
ペットと一緒の旅行は体調の急変や予定変更が起こりやすいもの。だからこそ、宿のキャンセル規定は必ず確認しておくべきです。
多くの宿では「3日前からキャンセル料が発生」「当日キャンセルは100%」といったルールがありますが、なかにはペット連れ専用プランだとキャンセルポリシーが異なることもあります。
また、ペットの追加料金も宿によってまちまちです。無料の宿もありますが、有料のケースが多いです。複数匹になるとかなりの差になりますので、事前に料金シミュレーションしておくと安心です。
さらに、ペット用設備の利用がオプションになっていて、使うたびに追加料金がかかる場合もあります。細かいところまでチェックして、予算オーバーにならないよう注意しましょう。
早割・直前割でお得に泊まれるタイミング
ペット可の宿は数が限られているため、どうしても価格が高くなりがちです。そんなときは「早割」や「直前割」を活用すると、お得に泊まれるチャンスが広がります。
早割は1ヶ月前や2ヶ月前の予約で通常より20〜30%安くなることもあり、人気の宿でも比較的取りやすいです。特に繁忙期(ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始)は早めの予約が鉄則です。
一方、直前割は2〜3日前から急に空室が出た場合に適用されることが多く、定価よりかなり安く泊まれるケースも。ただし、希望の宿やプランが残っていないこともあるので、日程に余裕がある人向けです。
また、ペットと泊まれる宿専門の予約サイト(例:ペット宿ドットコム)では限定クーポンが発行されることもあるので、こまめにチェックするのがコツです。
予約時に伝えるべきペット情報とは?
予約時には、宿泊するペットの種類、犬種、体重、年齢、性格(吠えるかどうかなど)を伝えるのがマナーです。これは宿が他の宿泊者とのバランスを考慮したり、部屋の配置やアメニティを準備するために必要な情報です。
たとえば、「柴犬で少し人見知りします」「2歳のミニチュアダックスで無駄吠えはありません」など、簡単でも丁寧な説明を添えると、宿側も安心して迎え入れてくれます。
また、必要であれば狂犬病・混合ワクチンの接種証明書も持参することを忘れずに。最近では宿泊時に提示が必須の施設が増えているため、事前にPDFで保存したり、写真をスマホに入れておくと便利です。
ペットも大切なお客様として扱ってもらうために、事前の情報提供は欠かせません。
。
初めてのペット連れ旅行でも安心!準備チェックリスト
ペット用旅行バッグの中身って?
ペットとの旅行には、普段のおでかけ以上に多くの準備が必要です。特に「旅行バッグの中身」は重要で、忘れ物があると現地での対応が難しい場合もあります。そこでまずは、ペット用旅行バッグの基本セットをご紹介します。
- フード(宿で用意されていない場合が多いため)
- 食器(水用・ごはん用)
- トイレシート・マナーパンツ
- おしりふきやウェットティッシュ
- 常備薬やサプリメント
- おもちゃやお気に入りの毛布(安心感を与える)
- リード・首輪・ハーネス(予備もあると安心)
- ゴミ袋(うんち処理用)
これらはすべて「普段使っているもの」で揃えるのが基本です。旅行先では環境が変わることでペットが不安になることもあるため、いつもと同じニオイやアイテムがあると落ち着いて過ごしやすくなります。
バッグは仕切りが多いタイプや防水加工されているものがおすすめ。特に車移動の方は、バッグを座席に固定できると安全です。
必ず持っていくべきアイテム一覧
旅先で「持ってくればよかった…」と後悔しないために、必須アイテムを一覧にしました。これがあれば、初めてのペット旅行でも安心です!
アイテム | 用途 | 持参の理由 |
---|---|---|
ワクチン証明書 | チェックイン時に提出を求められる場合あり | 安全確認のため |
予備のリード・首輪 | 紛失や破損時に備えて | トラブル防止 |
タオル・ブランケット | 湯冷め防止、車内の汚れ防止 | 多用途に使える |
ポータブル給水器 | 散歩中や移動中の水分補給 | 特に夏は必須 |
消臭スプレー | 宿でのニオイ対策に | エチケットとして大切 |
洋服(寒い季節や雨天用) | 気温変化や雨対策 | 温泉街は意外と冷える |
これらをあらかじめ準備し、チェックリストにしておくと、出発直前に慌てずに済みます。紙でプリントしておいても、スマホにメモするだけでもOKです。
旅行中の食事やトイレ対策
旅行先で一番心配なのが「ごはんとトイレ」です。特に環境が変わると緊張して食事をとらなかったり、トイレの場所が変わって失敗してしまうこともあります。
まず食事については、普段から食べ慣れているフードを持参するのがベスト。旅先で新しいごはんに変えると、食べなかったりお腹を壊す原因にもなります。缶詰タイプのフードなど、匂いで食欲を刺激できるものを少量持っていくのもおすすめです。
次にトイレですが、いつも使っているシートやトイレトレーを持参すると安心です。匂いや感触が同じだと、ペットも「ここがトイレだ」と理解しやすくなります。
また、宿によってはトイレの場所を指定されることもあるので、到着時に確認しておきましょう。マナーとして、宿内ではマナーパンツやオムツを着けるのも大事です。
車移動・公共交通機関のマナーと対策
ペットとの移動では、安全性と周囲への配慮が重要です。まず、車で移動する場合には「クレート」や「ドライブ用シートベルト」を使用しましょう。急ブレーキの際にペットが飛び出す事故も少なくありません。
また、車酔いしやすい子もいるので、出発の数時間前は食事を控えると安心です。車内には常に新鮮な水を用意し、1〜2時間おきに休憩を取り、散歩とトイレタイムを設けましょう。
一方、電車やバスなどの公共交通機関を使う場合は、キャリーバッグに入れることが必須です。顔が出ないタイプで、通気性のあるものを選ぶと良いでしょう。
特に繁忙期は混雑するので、周囲に配慮して静かに過ごせるよう、事前にしっかりトレーニングしておくのが理想です。泣いたり吠えたりする子には、クールダウン用のおやつやお気に入りのぬいぐるみを持っておくと安心ですよ。
万が一のトラブルに備える「保険」と「連絡先」
旅行中は、普段と違う環境で思わぬトラブルが起きることもあります。たとえば、急な体調不良やケガ、迷子などです。こうした場合に備えて、ペット保険に加入しておくと安心です。
最近では1日だけの「旅行保険」もあり、病院代や宿泊キャンセル料が補償されるものも登場しています。短期間でもOKなので、旅の直前に加入できる保険を検討してみるのもおすすめです。
また、宿周辺の動物病院の情報(電話番号・住所・診療時間)を事前に調べておくと、いざという時に慌てずに対応できます。スマホのメモ帳に保存しておくだけでも役立ちます。
さらに、迷子札やGPSタグ付き首輪も心強い味方です。不安そうにしていたペットが脱走してしまった、という話も少なくないので、絶対に油断は禁物です。
有馬温泉での思い出をもっと素敵に!愛犬との楽しみ方5選
犬と一緒に入れるカフェ・レストラン巡り
有馬温泉には、愛犬と一緒に食事ができるカフェやレストランがいくつかあります。温泉地としてはまだ発展途上ではあるものの、ペット連れの観光客が増えていることから、テラス席やドッグカフェスタイルを取り入れているお店も徐々に増えてきました。
例えば、「カフェ・ド・ボウ」は、温泉街の中心にある人気のカフェで、テラス席ならワンちゃんもOK。看板犬もいるので、愛犬家同士で自然と会話が弾みます。地元食材を使ったランチプレートやスイーツも美味しく、飼い主にとっても満足度の高いスポットです。
犬連れでの食事は、「静かにできる」「周囲に迷惑をかけない」ことが大切。出発前に基本のマナーを再確認し、落ち着いたお食事タイムを楽しみましょう。
ペットと散策できる風情ある温泉街
有馬温泉の魅力は、何といってもその歴史ある温泉街。坂道と石畳が美しく、レトロな街並みに愛犬と一緒にいるだけで、まるで映画のワンシーンのような気分を味わえます。
「湯本坂」は有馬温泉のメインストリートで、お土産屋さんやカフェが並ぶにぎやかな通り。ここはリードをつけていればペットの散歩が可能で、多くの観光客が声をかけてくれるフレンドリーなエリアです。
さらに、有馬川沿いには整備された遊歩道「有馬川親水公園」があり、春は桜、秋は紅葉を眺めながらのんびりと散歩が楽しめます。特に朝の時間帯は人も少なく、ペット連れにとっては絶好の散歩コースです。
ただし、坂が多い地域なので、足腰が弱いワンちゃんにはスリングやペットカートの用意がおすすめです。旅の疲れを癒しながら、自然と歴史を感じる散策時間をお楽しみください。
フォトスポットで記念撮影を楽しもう
愛犬との旅行をより思い出深いものにするなら、フォトスポットでの記念撮影は外せません。有馬温泉には、思わず写真を撮りたくなるスポットがたくさんあります。
たとえば、「ねね橋」は紅葉と石橋の組み合わせが美しく、有馬温泉らしさを象徴する名所です。橋の上や横のベンチに座って撮影すると、風情ある一枚が残せます。
「太閤の湯殿館」近くの階段通りも、レトロな町並みを背景にした写真が撮れる人気の場所。ペットと一緒に浴衣姿で撮影する人もいて、SNS映えする写真を目指すにはぴったりです。
また、宿泊する旅館の玄関やロビーも素敵な撮影スポットになることがあります。和風建築や坪庭、行灯などがある場所では、犬もいつもよりちょっと高貴な雰囲気に!
スマホでも十分に綺麗に撮れるので、自然光がある時間帯や、背景にこだわった構図で撮ってみましょう。旅先の記録をフォトブックにまとめても良い思い出になりますよ。
犬用アメニティも充実!温泉宿でのくつろぎ時間
最近のペット対応宿では、犬用アメニティが充実しているところが増えています。有馬温泉の宿でも、タオル、食器、トイレシート、ウェットティッシュなどが基本的に用意されており、荷物を少なく済ませたい飼い主にとっても嬉しいポイントです。
中には「犬用バスローブ」や「犬専用マットレス」「おやつのサービス」まで提供している宿もあり、人も犬もくつろげる空間が整っています。アメニティの内容は事前に宿の公式サイトや予約サイトで確認しておくのがおすすめです。
また、宿泊中は部屋でのんびりと過ごす時間がとても大切。お風呂から上がった後に、ワンちゃんと一緒に畳の上でゴロゴロしたり、地元の料理を楽しんだ後に毛布をかけてまったりする…そんな癒しのひとときを共有できるのも、ペットとの旅行の醍醐味です。
愛犬が安心してリラックスできる環境を整えるために、普段使っている毛布やおもちゃを持参するのも一つの工夫ですね。
帰り道に立ち寄れるペット向け施設・お土産店
旅の締めくくりに、ペット向けの施設やお土産ショップにも立ち寄ってみましょう。有馬温泉の周辺には、ペット関連グッズを扱っているお店や、犬用のおやつが買えるスポットもあります。
例えば、有馬温泉の出口近くにある「有馬フードマーケット」では、地元産の無添加おやつが販売されており、犬にも人にも安心して食べられる品質が魅力です。お土産としても喜ばれるアイテムです。
また、有馬温泉から車で15分ほどの場所にある「神戸市立森林植物園」は、自然豊かな環境で愛犬とのんびり過ごせるスポット。入園は無料で、散歩道も整備されているので、帰り道にちょっと立ち寄るには最適です。
旅の最後まで愛犬との時間を楽しみ、思い出をしっかりと持ち帰ることで、有馬温泉でのペット旅行がより心に残るものになります。
まとめ
有馬温泉は、日本最古の温泉地としての歴史や情緒を感じながら、愛犬と一緒に旅行を楽しめる貴重なエリアです。ペットと泊まれる宿も年々増えており、それぞれに特色があって、ニーズに合わせて選べるのが魅力的です。
この記事では、有馬温泉の魅力をはじめ、ペット同伴OKの宿の選び方、人気宿ランキング、旅行前の準備、実際に楽しめる観光や食事のスポットまでを詳しく紹介しました。
特に初めてペットとの旅行を考えている方にとっては、不安を解消するためのポイントも多く盛り込んでいます。大切な家族である愛犬と、癒しと感動に満ちた旅の思い出を作っていただければ嬉しいです。
愛犬との旅は、一緒に過ごす時間がより特別に感じられるもの。有馬温泉で、そんな素敵な体験をぜひ実現してください。
コメント