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お墓を持たないという選択

墓参り 終活・墓

お墓を持たない人たちが増えてきました。我が家もその選択をした一人です。お墓を持たないという選択をするまでにはいろいろと悩みましたが、子供も持たないおひとりさまの自分自身の環境を考えるとお墓を持たずに永久供養の方が良いと思いました。

お墓を持たないという選択

高野山

お墓を持たないという人たちが増えてきました。
我が家もその選択をした一人です。子供の頃は家族そろって田舎へ帰るとお墓参りをして、墓掃除をしたり新しいお供え物をしてご先祖様と向かい合っていました。

私もいつか結婚をすると相手のお墓に入って私は長女だからいずれは実家と嫁ぎ先双方のお墓を守っていくのだと漠然と思っていました。

「嫁ぐ」「墓を守る」
自分の将来で当たり前と思っていたことがそうではなくなってきたのです。
4歳下の妹は20代で結婚しましたが、私にはその縁はなかったみたいです。
40代後半で父親が亡くなった時、初めて「お墓」問題に直面しました。
我が家は分家なので先祖代々伝わるお墓はありません。

可能であれば将来的に両親と私が入れるようなお墓をつくりたかった。
生きている間は家が家族の拠り所、亡くなればお墓が家族の拠り所という想いもありましたし、自分が生きてきた証をお墓で残したかったという想いもあったのかもしれません。

もしお墓をつくったとして、私や妹が元気な間は世話ができても、若い世代の甥や姪にその後を頼むことはできないし、そんな負担はかけたくないと思う。
母も同じ意見で父の供養は自分が生きている間はできる範囲で行うけれど、自分が亡くなった後の供養はできるだけ負担はかけたくない。
二人で相談して、永代供養に決めました。

永代供養は高野山に決定

虹
私たちは関西在住です。

永代供養をどこに決めようかと思って色々調べて、結果的に決めたのが高野山の持明院。
高野山の中でも900年以上の歴史を持つお寺です。

最初は通いやすさで、大阪の四天王寺の「一心寺」を考えていたのですが、余りにも賑やかだったのと我が家が真言宗っだったので高野山に決めました。
ちなみに、高野山は宗派は問いません。
弘法大師さまは宗派を問わず、すべての人を受け入れてくださいます。

高野山は過去に観光で何度も訪れたことがありますが、まさか高野山で永代供養をするとは思いませんでした。高野山の奥之院を参拝すると、その道中に戦国武将や歴史上の有名人、企業の経営者などのお墓がたくさんあり、いつも参拝者でにぎわっています。ただ、もとは立派なお墓だったのに、おそらくお墓を見てくれる親族が誰もいなくなって荒れ果てたお墓も中にはあります。そのようなお墓を見ると悲しくなります。

もし、我が家もお墓をつくっていたら、同じように荒れ果てているかもしれません。
永代供養で預けた父の遺骨は今は弘法大師様の近くの仏舎利宝塔で他の方と一緒に眠っています。
私たちが参拝できない間も、入れ替わり立ち代わり他の方が参拝しれくれるので寂しくないでしょう。そして、母も私もいずれはこの仏舎利宝塔にお世話になる予定です。

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