雑記

「おひとりさま」で生きていくということ

ひとり

「おひとりさま」も高齢独身者だけでなく、結婚の有無を問わずに「おひとりさま」の定義も多様化してきました。個々に生きてきた環境によって価値観が違いますが、「ひとりで生きる」覚悟は必要だと思います。「おひとりさま」の定義についてのエッセイです。

「おひとりさま」の定義

一人旅

今ではすっかりなじんでいる「おひとりさま」

goo辞書によると「おひとりさま」の意味は下記の通りです。

「一人」を敬って、また丁寧にいう語。おひとかた。
[補説]飲食店などで一人客を指していうことから、近年、「遊園地などグループ利用の多い施設を、一人で利用して楽しむ人」「精神的に自立しており、一人で行動できる人」「未婚または配偶者との別離により、一人で生活している人」など、さまざまな意味で用いられている。

「おひとりさま」という言葉が一般に使われ始めたのは
1999年に「おひとりさま向上委員会」という団体を設立した故・岩下久美子さんの著書「おひとりさま」からです。
本書での「おひとりさま」の定義は、結婚の有無や恋人の有無は関係なく、経済的に自立していて、一人でも楽しめるし、他人ともかかわることのできる人のことを指しています。

多様化するおひとりさま

少し前なら、「おひとりさま」というと、高齢独身者のイメージが強かったですが、現在の「おひとりさま」には多様性があります。それだけ、「おひとりさま」人口が増えたせいかもしれませんね。

<考えられるおひとりさま>
・適齢期を過ぎて結婚歴も出産歴もないおひとりさま
・離別して出産歴のないおひとりさま
・子どもが独立をしたあとに、配偶者と死別や離別をして1人暮らしになってしまったおひとりさま
・夫婦ふたりだけで子供のいないおひとりさま予備軍

おひとりさまになった理由は個々に違います

数年前「凪のお暇」というテレビドラマを観ていて
子供の頃から他人に人一倍気を遣い、いつも周囲の空気を読み嫌なことでも他人に合わせていたがヒロインがある日パニック障害を起こしてしまう。それをきっかけにこれまでの自分を捨て、新しい自分へリセットするという物語がものすごく印象的でした。
おひとりさまの中には自分のペースを乱されたくないから、ひとりでゆっくりと「おひとりさま時間」を楽しみたいという人も多いですよね。
現在はまだ若いから一人で何でもできるけれど、病気になったり年齢を重ねていくにつれて、他人の助けなしには生きられないことも出てくると思います。たとえ一人で生きていくと覚悟してたとしても・・・だからおひとりさまでも適度に人とのつながりは必要だと思います。

ひとりで生きていくということ

ひとり深呼吸
私は生涯未婚率(50歳を超えていちども結婚歴のないこと)にカウントされる一人です。非婚主義とかではなくて、結婚願望はあったけれど、縁をつかみきれずにひとりになってしまったという感じです。
バリバリのキャリアウーマンでもないしトップブロガーでもないけれど、会社員で経済的には自立しています。

私は結婚歴も出産歴もないおひとりさまなので、普通の結婚をして子育てをした女性と比べると生きてきた環境が違うため、価値観に違いがあると思います。個々の経験に基づき、失ってきたもの、得てきたものが違うから「おひとりさま」にもいろいろな個性がありますよね。きっと。

でも、おひとりさまである以上、ひとりで生きる覚悟と責任はあります。
いつか人の手助けを受けなければいけなくなったとしても。

適度な距離を保ちながら、困ったときには「助けて」と素直にお願いできる人間関係をつくっていければ・・・そのためには、いざという時に人が手を差し伸べてくれるような「おひとりさま」になりたいと思う。