注文住宅

知り合いの工務店を使って失敗!後悔だらけの我が家の注文住宅失敗談

マイホーム

憧れの注文住宅をつくる機会に恵まれながら失敗してしまった我が家の体験談です。私の両親は不動産、私も住宅関係の仕事でこの道のプロ。なのに、わが家の注文住宅は大失敗。そもそもの原因は知り合いに紹介された工務店を使ったこと。その結果なぜ失敗したかをご説明します。

注文住宅失敗は工務店を紹介されたことから始まった

住宅街
アッコ
アッコ
今回は、憧れの注文住宅を建てる機会に恵まれながら失敗した我が家のお話です。
ちなみに私の両親は不動産屋さん、当時、私は住宅営業として多くのお客様の家づくりに携わっていました。わが家は住宅のプロ・・・なのに、恥ずかしながら後悔だらけの注文住宅になってしまいました。
きよちゃん
きよちゃん
住まいづくりのプロなのに我が家の注文住宅は失敗するのね・・・

私が転職前の住宅会社に勤めていた頃の話です。
当時は両親と私と妹の4人家族で、私も妹も会社勤めで忙しくしていました。
ある日、父親が軽い気持ちで申込んだ超人気ニュータウンの宅地に当選したのです。
キャンセルするのはもったいないということでそのまま住宅を建てることになりました。
いつかはマイホームを持ちたいと考えていたのもあると思います。

無電柱で道路幅も広いおしゃれな住宅が建ち並ぶニュータウンで始まった、我が家の誰も想像しなかったいきなりのマイホームづくり!

注文住宅を建てるのなら、建築条件付きの建築業者がセットになっているプランの方が割安になりますが、我が家は宅地のみ!まずは業者選びから!
当然、私はハウスメーカーで建てるだろうと思っていました。それが一番楽だし、間違いないから。ところが、父の仕事仲間がその話を聞きつけて、「自分の知り合いの小さな工務店を使ってほしい」と頼み込んできたのです。人のいい父は私たちが反対するのも顧みず、二つ返事でOK!いやーな予感がしました。恐らく、父の中では紹介なので悪いようにはされない。知り合いの工務店だから、ハウスメーカーよりもいいものを安く仕上げてくれるだろうという気持ちがあったのだと思います。

私の会社では、工務店を使う場合は、ハウスメーカーのように必ず設計士なりインテリアコーディネーターを間に挟みます。そして、お客様と施工業者との橋渡しを営業担当の私が担っていました。そうすることで顧客と業者のコミュニケーションを図り、プランを円滑に進めることができました。

私たちがお願いすることになった、その工務店には設計士もインテリアコーディネーターもいませんでした。紹介された工務店の社長が現場責任者であり、直接の私たちの窓口でした。小さな工務店にはよくあるケースです。
今から考えれば設計料を払っても、設計士の先生を間に挟んで管理してもらえばよかった・・・というのも、工務店との直の場合は全部自分たちで考えて選択しなければいけないからです。もちろん、間取りや仕様等の基本プランは出してくれますが、図面と見本帳だけなのでイメージがわかないのです。どうすれば使いやすいか、全体のカラーコーディネート等の提案はありません。こちらから要望を伝えるとそれに対しては答えてくれますが、それ以上のことを望むなら自分たちで調べないといけません。
その大変さを理解していませんでした・・・

後悔だらけの我が家の注文住宅

いよいよ、夢のマイホームづくりがはじまります。

最低限の要望だけ伝え、あとは工務店任せ

工務店

憧れの注文住宅!私たち女性陣は洋風のおしゃれな家を想像していましたが、父の希望は和風住宅。「それなら、和洋折衷の家がいいね」などと話して、私や妹の関心事は自分の部屋の間取りのみ。それぞれ洋室10畳と収納クローゼットが大きめにあればいいという要望含めて、こちらのおおまかな希望と予算を伝えて向こうからのプラン提案を待っていました。
もともと父は面倒臭がりで何でも母任せ。住宅についてもあれこれ口をはさまずに最低限の希望だけ伝えて、あとは工務店任せ。紹介してもらった工務店だから悪いようにはされないという気持ちもあったのだと思います。

決めることが多すぎて工務店との打ち合わせに疲れる

インテリア

間取りプランと仕様書が上がってきました。とりあえず、間取りについてはOKだけど、どんな家になるのかイメージ図もないので見当もつかない。「相手を信じるしかないよね」なんてのんきなことを言いながら。でも、この工務店の社長のどこにもセンスは感じられない???
そして、設備や色についてはサンプル帳を見せられ、この中から選んでください、とのこと。自分たちの部屋は自分の好きなものを選んだけれど、リビングやキッチン、応接間、外観などははっきりイメージわかず。サンプル帳をバーンと渡されても点の状態で実際にコーディネートされた状態がわからないのでなかなか決められない。
決めることが多すぎてだんだん打ち合わせが苦痛になってきたのです。
さらに打ち合わせの時に、何かで意見したら嫌な顔をされたりと。

こういう時は誰か間に入って調整をとってくれればいいのですが、直工務店なので仕方がない。「ハウスメーカーだったら、モデルルームやショールームに連れて行ってもらって具体的なイメージ提案してもらえて楽なのにね。かといって、今更、業者変更するわけにもいかず・・・」
次第に、自分たちのマイホームなのに、自分たちで決めることの多さに疲れ果て、なげやりになってしまう私たちでした。

アッコ
アッコ
ある程度の方向性を決めてもらる設計士の先生やインテリアコーディネーターがいればこんなに疲れることはなかったと思いました。

見えないところで手を抜かれていた

想定外

その結果、工務店任せでになりましたが、何とか建物が形になってきました。

この時、初めて実物のイメージがビジュアルとして理解できたわけですが、「和風」も「和風」の純和風。どっしりとした重厚感はあるけれど、地方の田舎でよく見かける昔ながらの家。外壁はしかも鶯色。
センスは別として全体的にはしっかりと建てられていましたが、和室の柱は太く立派すぎてここまでいいものを使わなくても良かったのにという感じ。

その反面、キッチンや洗面、お風呂等の設備は注文住宅の割には安い仕様のものでした。また、LDKはみんなが集まるところなので床暖房を入れておけば良かったと後悔しました。これは提案してほしかったと思います。そして、後にわかったことですが、住宅自体の耐久性には問題はなかったのですが、見えないところの仕様が実際よりも安いものに変えられていました。まさか、そんなところで手を抜かれていたとは・・・

完成した家は高級ハウスメーカー超えの価格

結果

完成した家は大幅に予算超えし高級ハウスメーカー並みに!
そして、最終的な金額は建物だけで大幅に予算をオーバー。これは必要以上に高い素材を使ったりした結果だと思います。こんなことなら、最初からハウスメーカーに頼むべきだったね、と家族全員後悔しました。
しかも、外構抜きで・・・その後、外構は別の業者に頼みましたがこれも結果的に高くつきました。外構まで入れると、高級ハウスメーカーで頼んだ方が安かった結果となりました。

その工務店の社長から新築祝いに大きな花瓶をいただきました。それは、ビニールでコーティングされた数千円の花瓶。もらっていてなんですが、わが家の新築工事でもうけたはず・・・最後までせこいのではないかと思いました。

その後、その人の評判を聞いたのですが、やはり「がめつくてケチ」ということでした・・・・

失敗しない注文住宅のためには

ポイント

予想外に高くついた割に、後悔することの多かった我が家のマイホームづくり。それでも阪神大震災でもびくともせず、天井やクロスに軽くひび割れが起こった程度で基礎構造は問題なかったです。とは言っても使い勝手やデザイン、仕様等での不満やもっとコストを抑えられた等の反省点は多く残りました。

一番の原因は、急に決まったマイホームづくりだったので私たち家族の心構えができてなかったこと。そして、これは両親の家なので自分は結婚していずれこの家を出ていく(今も独身ですが・・・マンションは買ったけれど)と思いどこか他人事に感じていたところもありました。だから、工務店任せになってしまったのだと思います。

<失敗しない注文住宅のために>
・マイホームづくりのための心の準備をしておく
・自分たちのライフスタイルを把握しておく
・知人からの業者紹介は受けない
・予算、スケジュールをしっかりと決めておく
・譲れる部分、譲れない部分を決めておく
・自分であれこれ決めるのが苦手な場合は、ハウスメーカーの方が楽
・工務店の場合はトータルで設計・監理してくれる設計士を置いた方がスムーズ
・打ち合わせは長期間続くので、多くの情報を入れすぎると疲れる
・選ぶ設備や仕様によって価格が大幅に変わってくるので、メーカーや工務店とよく相談する

失敗しない注文住宅のためにできること

失敗した私の経験からですが、失敗しない家づくりのためにできることは「情報収集」だと思います。

「理想の家」づくりのためには、
「理想の家のイメージが具体化できる」ことが大切です。
ただ、イメージもないままに、いきなり住宅展示場に行っても迷って疲れるだけです。

事前に様々な住宅カタログを取り寄せて、比較するのはかなりおすすめです。

●自分の理想とする住まい方や好みがわかる好みがわかる。
●「理想の家」のイメージが具体化できる
●「理想の家」づくりの大まかな予算がわかる
●様々な業者を比較できる。

その上で、候補を絞ってから住宅展示場に行くと、かなり効率的に「理想の家づくり」を始めることができると思いますよ。

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まとめ

まとめ

「知り合いの工務店を使って失敗!後悔だらけの我が家の注文住宅失敗談」について、私のん体験談をご紹介いたしました。

「家は3回建てないと理想の家にはならない」と言われますが、そんなこと普通の人はできません。マイホームを建てる、その時のために日頃から少しづつ情報収集しておくと、いざという時にパンクしなくていいですよ。そして、こちらも信頼できる業者選びが大切です。
なんでも言い合える関係をつくってもらえたらなと思います。